いわゆるブラックリストについて

(1)ブラックリストとは何か?

債務整理をしたり自己破産をするとブラックリストにのる、という言い方をよく聞くことがありますが、「ブラック・リスト」というものが存在するわけではありません。
ローンやクレジットカードを利用した人の契約内容や返済状況についての情報は全部個人信用情報として管理されています。この管理機関は下記の3つがあります。

  • ① 全国銀行個人情報センター(銀行系)
  • ② 日本信用情報機構 (消費者金融系)
  • ③ シーアイシー(クレジットカード系)

この情報の中に、自己破産をしたこと・民事再生をしたこと・延滞したことなどが記録されます。したがってマイナス情報だけのリストではありません。

(2)登録される事項は何か。

これは機関によって若干異なります。たとえば「任意整理」は①②では登録事項ですが、③には登録項目はありません。また、③は「延滞」や「民事再生」についての登録項目はありません。

したがって、マイナス情報も必ずしも個人情報として登録されるとは限りませんが、統一されているわけでもありません。

(3)登録の期間は何年か。

このような登録も永久ではなく、期間が決められています。

  • 自己破産は、①については10年ですが、②③については5年です。
  • 任意整理は、①③は登録されませんが、②は5年間登録されます。

(4)「過払い金」の請求をした場合は登録されるか。

以前は、過払い金の返還を受けた場合、信用情報に「契約見直し」(コード71)という情報が載りましたが、そもそも過払い金の返還請求は、業者の不当利得を返還させるものであり、法律上の正当な権利行使です。

そのような観点から、金融庁は過払い金の返還について「契約見直し」のコード登録を削除するよう指導をし、平成22年4月19日日本信用情報機構はこれを廃止しました。

したがって、過払い金の返還請求をしたこと、返還を受けたことで信用情報には登録されないことになっています(任意整理など他の理由で登録される場合はありますから注意してください)。


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