リボ払いの仕組み

クレジットカードを利用する頻度が最も多いものとして、「買い物」が挙げられます。クレジットカード会社は、買い物時の手数料で稼いでいると思っている人がいるかもしれませんが、実際には、手数料ビジネスよりも、カードローンビジネスの方が圧倒的に儲かると言われています。クレジットカード会社は消費者金融と同様に、一般個人向けにお金を貸すビジネスを行っており、クレジットカードでお金を借りることができる「キャッシング(金貸し)」の売上が大部分を占めていますが、それが「リボ払い」です。

リボ払いは、分割払いの一種です。通常の分割払いは、その買い物の代金を何回かに分けて支払うことです。対するリボ払いは、「毎月いくら」と金額を決めて、元金と利子を払い終わるまで期間を延長する方式です。リボ払いは、毎月の返済額が減るというメリットがあり、一見すると借り手にやさしい契約のように見えます。ところが、リボ払いにするということによって、支払うべきお金を先延ばしにすることになり、その間は借金が継続している状態になります。

リボ払いの怖いところは「元利均等返済」で、元金返済と利息支払いの合計額が均等(一定)になるように返済する方式のことです。元金(借入金額)が大きい時も小さい時も、合計額が一定になるように支払うので、借り入れ当初は利息の割合が大きくなりますが、毎月の返済額に占める利子の割合が増えて、元金の返済が進まなくなることがあります。さらに、この時の利息は「複利」で計算されていることが多いため、一層利子が増えて、完済しづらくなります。クレジットカード会社からすれば、できるだけ長い間、借金していてもらいたいためにリボ払いを勧めているとも考えられます。

統計的にみても、消費者金融の利用者の9割がこのリボ払い方式でお金を返済していると言われており、返済ができず多重債務に陥ってしまったケースも多いようです。それが問題視されて、日本貸金業協会は2007年に、リボ払いの返済期限を30万円以下の場合は原則3年以内、30万円を超える場合は原則5年以内として「長い期間、大きな金額をリボ払いさせない」という自主規制を導入したようです。しかし、クレジットカード会社はこの自主規制を設けていません。

クレジットカードのリボ払いをするときは、このようなことに気をつけてください。

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