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任意整理した場合、毎月の返済金額はどのくらいになりますか。

任意整理は、裁判所を介さずに弁護士が債権者である金融業者などに対して、借金を適法な残額にし、さらに毎月の返済金額を返済可能なものに減額してもらうよう交渉していく手続きです。債務者である依頼者からの委任を受けた弁護士が受任して、任意整理が開始されると、債権者から直接の取立行為ができなくなりますので、これまでの生活を見直し、経済的にやり直すための機会となります。

まず、取引履歴を調査して、過払い金が出た場合は、まず残債額と対等額で相殺し減額します(残金より過払い金の額の方が多い場合は回収手続にはいります)。

次に、残債額から利息をカットし、返済回数の交渉をします。このようにして、相談者が普通に生活費や交遊費などを使いながら、無理なく返済できる金額まで減額します。基本的には36回の分割返済の交渉をしますが、それでも返済が苦しい場合はさらに48回~60回と分割回数を増やす場合もあります。したがって、任意整理の結果の返済金額は、相談者の収入や生活必要費によって異なってきますが、無理な返済計画は、再度の破綻をしますので、できるだけ無理なく、多少余裕を持った返済計画にしています。

これらの返済計画は、利息制限法という法律で認められている年15~20%の利率で過去の取引の引き直し計算をしていきます。これに基づいて債務を減額し、さらに債権者の協力を得て、将来発生する分の利息をカットしてもらい、以後3~5年の分割返済で完済できるようにしていきます。

任意整理をして残った借入を支払っていく場合、長期間にわたって支払いを続けていくことは債務整理をする前と変わりませんので、何か別の支出があっても月々の支払いに支障が出ない範囲での返済計画であることが前提です。

また、任意整理の場合は、民事再生や自己破産と違って、一部の債権者に対してのみ行うことが可能となりますが、保証人がいると債権者が保証人に返済請求することになるため、事前に、保証人にその旨を伝えておくことが大事です。保証人に迷惑がかからないよう勝手な任意整理をすることなく、しっかりと話し合ってから債務整理の手続きをすすめていきましょう。

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